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Kinaco
フィンランドの教育系大学院に子連れ留学中の2児の母
2024年春はドイツのレーゲンスブルク大学に留学
元小学校教員
研究テーマは子どもの遊び環境
英検1級、IELTS7.0、TOEIC900↑
インスタ、Podcastも更新中

レーゲンスブルク一日観光の歩き方を紹介します【ドイツ世界遺産】

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ドイツ世界遺産レーゲンスブルクの歩き方

レーゲンスブルクは南ドイツ・バイエルン州の古都

ドイツ最古の都市の一つで、その古い街並みはUNESCO世界遺産にも登録されている素敵な街です。

ミュンヘンから電車で約2時間で来ることができ、日帰りもできます

日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは有名な観光地の一つで、街を歩くとたくさんのツアーを見かけます

この記事では、大学院留学を期にレーゲンスブルクが大好きになってしまった私が、1日で満喫できるレーゲンスブルクの歩き方をご紹介いたします

*本記事では一部を除き、写真家である夫の写真を使用しています。
 記事と合わせて、写真からもレーゲンスブルクの良さをぜひ味わってください

書いている人

  • フィンランドの教育系大学院に子連れ留学中の2児の母
  • 元小学校教員
  • エラスムス+制度を利用し、2024年春はドイツのUniversity of Regensburgに留学
  • 研究テーマは子どもの遊び環境

Kinaco

Contents

まずは大聖堂へ行こう

レーゲンスブルクに観光に来たらは絶対に訪れるべきランドマークが二つあります。

そのうちの一つはレーゲンスブルク大聖堂

ドイツ語ではDomと呼ばれて親しまれています

レーゲンスブルクの駅前から歩くこともできますし、Bus Aというオールドタウン内を走る小型のバスを利用していくこともできます

この大聖堂はゴシック建築がとにかく美しく、二つの塔はどこからでも見ることができ街のシンボルになっています

2024年は残念ながら片方の党が工事中ですが、それでもその美しさは変わりません

中にも入ってみましょう

写真では明るく見えますが、実際はずっと暗いです

この大聖堂で驚くのはその暗さ

もちろんミサなどに参加すればその間は明るいのですが、普段は電気を消しているようです

ただ、この暗闇が、中世から続くレーゲンスブルク大聖堂をさらに趣深いものにしているのは間違いありません

しばらくして目が慣れてくると、その暗さの中に光るステンドグラスの美しさが際立ってきます

この大聖堂には、レーゲンスブルクのスズメたちと呼ばれる児童合唱団が所属しています

あのウィーン少年合唱団よりも古く、世界最古の歴史をもつ児童合唱団です

もちろんその歌声は素晴らしく、大聖堂の天井から天使の声が降ってきているのではないかと感じられる程です

タイミングよくミサが行われている場合は、大聖堂の後方から見ることができます

時間があればミサに参加するのもいいでしょう

私はヨーロッパで多くの教会を見たり、ミサに参加したりしましたが(私はクリスチャンではないので、友人に連れて行ってもらいます)、レーゲンスブルク大聖堂は1、2を争うお気に入りの教会です

この大聖堂の横から、観光用のミニトレインも出発しています

大人10ユーロで市内を見て回れますので、時間が無い方はこちらも楽しいですよ

ポルタプレトリア

大聖堂を入り口に戻るのではなく、オルガンの下あたりにある出口から出ましょう。

トイレや博物館がある方の出口です

ここを抜けるとビアガーデンになっていてとても雰囲気がありますね

ここではビアガーデンの方へは行かず、大聖堂の出口からそのまままっすぐ歩いて向かいの建物の下を抜けていきましょう

今度はローマ時代の門の一部を見ることができます

2世紀から残る門の一部だそうです…すごい!!

レーゲンスブルクがいかに古い街かがわかりますね

オールド・ストーン・ブリッジ

ローマの建物を見たらそのまま北へしばらく歩くとドナウ川に突き当たります。

レーゲンスブルクで絶対外せないランドマークのもう一つは、ドイツ最古の橋の一つであるこのOld Stone Bridgeです

年代が特定できないとかで、「最古のうちの一つ」というなんとも微妙な肩書きですが、それでも13世紀に作られた橋がそのまま残って今も多くの人に利用されているというのは大変興味深いです

この橋を渡っていくと、もう一つの小さな街に出ます

こちら側はシュタットアムホーフというエリアで、もともとはレーゲンスブルクと異なる街だったようですが、現在はOld Townと合わせて世界遺産に登録されているエリアです

Old Stone Bridgeを渡った先にも、おしゃれなカフェがたくさん

ここを少し散策したらOld Stone Bridgeに戻ります

今度は橋と大聖堂が一緒に見えます

橋の中腹に、土手に降りる横道がついています

もちろん降りてもいいですし、この道の途中で振り返ると、Old  Stone Bridgeと川沿いの街並み、大聖堂が綺麗に見えます

ここはおすすめのフォトスポット

レーゲンスブルクはドナウ川とレーゲン川が交わる場所に栄えた街

かつては川を利用した交易で大変栄えたようです

現在、この川沿いは、レーゲンスブルクの学生たちの憩いの場所

みんなここでお酒やApfelshoule(りんご炭酸ジュース)を飲みながらおしゃべりしています

お昼はドイツ最古のソーセージ屋で

橋を引き返して戻ってくると、右手の川沿いにソーセージ屋があります

ここはドイツ最古のソーセージ屋です

この緑色のキッチンは持ち帰り用のソーセージサンドを頼めます

キッチンでは持ち帰りができます

ドナウ川沿いのテラス席で食事していくこともできます

ここではぜひ、バイエルン名物のホワイトソーセージ

プレッツェルもついてきます

テーブルの上のスイートマスタードをつけて食べましょう

ホワイトソーセージの食べ方

バイエルン名物のホワイトソーセージですが、薄皮をむいて食べます

私はそのことを知らず、最初のうちは全部食べていました

ある時ドイツ人の先生と食事に行った時

先生

バイエルンではね、ホワイトソーセージの皮は食べないんだよ
食べる奴はみみっちぃって言われるのさ、ニヤリ

と教えてもらい、ようやく真実を知りました

別のドイツ人の友人に、最初は全部食べていたと話したら、

バイエルン出身の友だち

うわぁ食べたことない…あれ、食べれるの?

という反応……

それほどに食べないものらしいです

きなこ

ちなみに皮を食べたところで健康には全く問題ありません。食べちゃっても安心してください。

皮の剥き方も色々あるようで……

ドイツ人の先生はナイフで切れ目を入れてから少しずつフォークで剥がして食べると教えてくれました

一方、レストランで横に座っていたおじちゃんは、

隣の席にいたおじさん

短く切ったら、手に持ってチュルンって吸うのさ

とジャスチャーを交えて教えてくれました(おそらく巨峰を食べる時のような感じ)

ぜひ試してみてくださいね

ホワイトソーセージにつけるSweet mastardもバイエルンの名物です

スーパーでも購入できるので、お土産にぜひどうぞ

レーゲンスブルク市庁舎

ソーセージを食べたら、Old Stone Bridgeの入り口まで戻り、今度は橋とは反対側の街の中に繰り出しましょう

歩いていくと、建物に大きな絵が描かれています

これはローマ時代のレーゲンスブルクを表した絵です。

ここを右へ曲がります

しばらく歩いていくと、時計台が見えてきます

中世から残るレーゲンスブルクの旧市庁舎です

この時計台の下が旧市庁舎です

時間帯によってはツアーで中に入ることもできるようです

旧市庁舎の横にはツーリストインフォがあります

ここではレーゲンスブルクの地図があるのでもらっておきましょう

日本語版もあります

この市庁舎前ではよく結婚式のお祝いを見ることができます

私も2度遭遇しました

もし運よく見ることができたら、ぜひ参加者の服装に注目してみてください

バイエルンの伝統衣装であるディアンドルを着ている人がいるはずです

私が見た時は、花嫁さんもディアンドルを着ており、とっても可愛かったのです

ディアンドル

このめちゃくちゃかわいい伝統衣装、名前をディアンドルと言います

バイエルンの伝統衣装で、この地方の人はお祭りやイベントによく着て出かけます

オクトーバーフェストに行けばみなさん着ているはずですが、ほかのイベントでも着て出かけるようです

若い子だけでなく、子連れのお母さんや歳の多い方も着ているのを見かけます

きなこ

私も一度ドイツ人の友人に借りて、着て出かけたことがあります

男性は皮の半ズボンを着ます

これもみなさんよく着ていらっしゃいますね

結婚式にも使えるそうで、その場合は少し上等のジャケットや靴を身につけて装うのだと教えてもらいました。

バイエルンの人にとってとても身近なディアンドル

日本でいう浴衣や着物と同じですね

街にはたくさんのショップもあるのでぜひ覗いてみてくださいね

ドイツ最古のカフェ

市庁舎の向かいにはドイツ最古のカフェPrinzessがあります

ここはチョコレートが有名なので、ぜひ一粒購入して店の前のテラスで食べてみましょう

ところでお気づきかと思いますが、レーゲンスブルクには「ドイツ(または世界)最古」がやたら多いと思いませんか?

かつてのレーゲンスブルクはバイエルンの古都として非常に栄えた街でしたが、その後産業がミュンヘンやニュルンベルクと言った他の都市に移って行きました

一時は衰退したそうですが、そのお陰で2度の大戦でも街は攻撃を免れたのです

そして戦後、無傷の街にいろんな会社が身を寄せたことで、今のように活気と歴史が両立する街になったようです

では、この街並みを歩きに行きましょう

レーゲンスブルクは街の散策が一番楽しい

重要なランドマークを見たあとは、街を散策しましょう

市庁舎から南側のエリアは、古い街並みがそのまま残っています

石畳の狭い路地を気の向くままに探索してみましょう

レーゲンスブルクのOldTownの良さはその趣きです

他のヨーロッパの都市のように派手さはないかもしれませんが、歴史を感じる路地裏に可愛いお店をたくさん見つけることができます

レーゲンスブルクは安全な街です

こう言った路地にもどんどん入って行きましょう

思わぬ出会いがあるかもしれません

昔の人の暮らしを想像しながら歩くのもいいでしょう

疲れたら近くのテラスでコーヒーを飲んで一休み

レーゲンスブルクののんびりした雰囲気をぜひ味わってください

中世の街並みが残るレーゲンスブルクを味わって

いかがでしたでしょうか?

レーゲンスブルクはとても美しい街なので少しでも気に入ってくださったら、とても嬉しいです

もしブログを参考に街を散策したり旅行に行ったよという方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントやメールをくださいね!

北欧を中心に活躍する写真家である夫のサイトはここから飛ぶことができます

写真が気に入ってくださいましたら、ぜひこちらもご覧になってくださいね

https://www.akinoriphotography.com/ja

それではみなさまの素敵なレーゲンスブルク滞在になりますように。

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この記事を書いた人

フィンランド教育系大学院に子連れ留学中の2児の母
2024年はドイツ・レーゲンスブルク大学に留学
元小学校教員
子どもの自由な遊び環境について研究中
遊び環境やヨーロッパの教育について、インスタ、ブログ、Podcastを通して発信しています
教育団体Growing-Ups for Children副代表理事
Play Street 研究会メンバー
趣味はピアノ、ティンホイッスル、児童書・自然科学系の読書、粘菌

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