フィンランド大使館に行ってきた!子連れ大学院留学の在留許可面接について詳しくお伝えします

在留許可面接

フィンランドに留学、移住する際には必ず取得しなければいけない在留許可。

必ず申請書類を提出したあと、本人確認として日本のフィンランド大使館に出向かなければいけません。

でも大使館面接の情報が少なくて不安になることも。

この記事では、家族4人分の面接がどのような様子だったかお伝えします。

書いている人

  • フィンランドの教育系大学院に子連れ留学中の2児の母
  • 元小学校教員
  • エラスムス+制度を利用し、2024年春夏はドイツのUniversity of Regensburgに留学
  • 研究テーマは子どもの遊び環境
きなこ
Contents

フィンランド大使館に面接の予約を取ろう

在留許可の申請には、オンラインでアプリケーションを完了させた後に、書類の確認や指紋の採取などで、直接フィンランド大使館に出向く必要があります。

面接の予約は大使館に直接メールをします。

私は英語でやり取りしましたが、多分日本語でも大丈夫そう。

2023年はコロナが落ち着きを見せ、だいぶ外国との行き来も増えてきています。

きなこ

私が出願したとある大学では、これまでにないくらいの応募者がいたんだとか…

ということは、つまり多くの人が在留許可申請をするわけで、フィンランド移民局や大使館もかなり混んでいたようです。

私は5月の頭に提出を完了させ、すぐにメールを出しましたが、面接の予約が取れたのが5月末。

我が家は家族4人分の申請だったので、面接には3時間かかると言われ、大使館で午前中がまるっと空いてる日がそれだけ先だったということだと思います。

とにかく、申請書類は早く出した方がいいです。

きなこ

本人確認面接まで3週間も待つのは心臓にわるかったです

面接当日の様子

ここからは、家族で一緒に在留許可取得のために大使館面接に行った日の我が家の様子を詳しくお伝えします。

早めに広尾まで行こう

大使館は9:15から開きますが、早めに着いても入れてくれました。

予約の名前を言うと門を開いて入れてくれます。

遅刻すると面接キャンセルになってしまうため、とにかく早めに近くまで行きましょう。

9:05窓口で受付

受付の方は日本人でした。

簡単な説明を受け、書類とレターパックを渡されます。

書類は在留許可に載せるサインと顔写真を貼り付けるもの。

6歳以上はサインは自筆の必要があります。

我が娘はひらがなでサイン。

はみださないようにだけ気をつけてあげれば大丈夫。

もちろんサインなので、日本語でも英語でも構いません。

きなこ

私はパスポートのサインと揃えました

レターパックは届いた在留許可が自宅まで送られる際に使います。

1家族1つで大丈夫でした。

待合室にはサウナとムーミンが。

ムーミンパパ・ママがお出迎え

フォトブースになっており、待っている間は写真を取ったりして楽しめます。

こういうちょっとした遊び心が緊張をほぐしてくれます。

9:30~面接スタート

まず夫が呼ばれました。

さっそく予想外です。

私が学生ビザでメインの申請者なのですが、帯同で行く夫がまず面接されるとは。

彼、英語喋れないけど、大丈夫だろうか??

……と10分くらいして夫が戻ってきました。

きなこ夫

wife…呼ばれてる…

行ってみると、メインの申請者は誰だ?とのこと。

私が学生ビザの申請者だと伝えると、向こうが呼ぶ順番を間違えたらしく、仕切り直しになりました。

9:40〜面接再スタート

中に入ると、ガラスで仕切られた部屋で机を挟んで面接官と対面します。

直接会うことなく書類のやり取りができるようにスライド式の書類入れがあり、それを通して書類のやり取りをします。

きなこ

そういえばイギリス大使館もこうなっていたな、と見た時に思い出しました

パスポートとアプリケーションフォームに添付した書類の原本、受付で渡された書類を渡したら、あとは相手が書類のチェックをしているのをひたすら待ちます。

申請書類のIDや、申請料の支払いについて質問されただけで、とくに申請内容について聞かれることはありませんでした。

一通り終わると指紋採取。

全部の指を取られます。

以上、終了。

約30分で夫と交代です。

10:10〜夫入室。

私が通訳すべきか迷っていると、

「彼は一人でできるから大丈夫だよ〜」と言われたので、退出しました。

基本的に大人は一人ずつ審査するようです。

夫が入室した際に、面接官が

面接官

Hello again

そしてニヤリ。

きなこ

この人、意外とお茶目かも!

この辺りからようやく緊張が解けてきました。

10:35〜子どもたちの面接スタート

子どもには付き添っても大丈夫とのことで、私が通訳として同行。

面接官

子どもは英語は喋れるの?

きなこ

No… 今勉強中なの

面接官

フィンランドでたくさん英語を学べるよ

英語ネイティブの国じゃないのに、それを堂々と言えるってさすがだな〜とか思ってしまった

日本に来て英語学べるとはさすがに言えないですからね。

子どもたちの分は書類を確認したのみで、指紋採取して終了。

ところで書類確認中に、指紋採取の機械が気になって触っていた娘に、

面接官

指紋採取の練習をしてるね、ニヤリ

大使館面接は事務的で怖過ぎてSmall Talkもできない、と聞いていたので、ほんとに優しい面接官で助かりました。

11:00〜最終の説明

最後に私が残り、これからの説明を聞きました。

  • 書類は問題ないので、今日フィンランドに提出するということ
  • 今後はEnterFinland上で進行状況を確認できること
  • 結果が出た後に本国から大使館に一旦郵送されて、そこから自宅まで届くので、焦らず待つこと

と伝えられました。

最後にレターパックのお金を払って終了です。

すると部屋から出ようとする私に…

面接官

あなたの行く街はとても美しいところだし、フィンランドでの経験は必ず素晴らしいものになるよ

と声をかけてくれました。

私もうれしくなって、

覚えたてのフィンランド語で、Hauska Tabata(Nice to meet you)と言うと、とても喜んでくれました。

11:15 フィンランド大使館を出る

家族4人で、2時間でした。

以上が大使館での一連の流れでした。

これから行く人に参考になれば幸いです。

大使館面接時の持ち物について

大使館から言われる持ち物は以下の通り

  • パスポート
  • パスポート用の顔写真
  • 在留許可申請に添付した資料一式

前日には確実に揃うように準備しておきましょう。

顔写真はパスポート用のもので問題ありません。

在留許可カードにプリントされるもののようです。

また、添付資料は必ず全てプリントアウトして持っていきましょう。

大学からの入学許可証や保険の書類などは、原本がなくPDFで届いていると思うので、プリントアウトしていくと安心です。

持ち物の注意点

私が実際に行ってから、持って来ればよかった〜と焦ったのは、二つあります。

「申請書類」と「申請料の領収書」(オンラインで支払い済みの場合)

面接中にカスタマーID番号を教えてと言われて、控えてなかったので焦りました。

しかも、オンラインで開いて確認しようとしても、スマホからの認証やら何やらで時間がかかり、結局面接官がご自身でなんとかしてくれました。

アプリケーションフォームをEnterFinlandオンライン上で完成させると、申請書類自体がPDFでダウンロードできるようになるんです。

結局無くても大丈夫でしたが、念の為持っていくと焦らなくてすみます。

もう一点の「申請料の領収書」もプリントアウトした方がいいと思います。

申請料をオンラインで支払い済みなのか、現金で払うのか確認されます。

私はスマホで領収書を開けたので問題ありませんでしたが、やはりこれも印刷して行った方が安心です。

戸籍謄本のこと

家族で申請する際に、確実に提出しなければならないものが戸籍謄本です。

面接中に言われましたが、戸籍謄本が一番ミスが多い書類なんだそうです。

基本的に、役所で取得した戸籍謄本は日本語なので翻訳をしなければなりません。

さらに、公的な書類のため、普通に翻訳しただけでは受理されず、必ず外務省からアポスティーユという認証をとらなくてはいけません。

さらにフィンランドは、翻訳した書類だけでなく、元の日本語の戸籍謄本にもアポスティーユをつけねばなりません

国によっては翻訳文書にだけつければいいというところもあります。かならず移民局の情報を確認しましょう。

アポスティーユ自体は自分で外務省に依頼して取得することは可能です。

私は翻訳会社さんに全てお任せし、翻訳〜公証〜アポスティーユと一連の作業をやっていただきました。

おかげで「Perfectだよ」と言ってもらえました。

在留許可の申請はただでさえ提出資料が多く、とても大変です。

信頼できるところに代行を頼めるなら、お願いしてしまった方が安心だと思います。

ただし時間はかかるので、とにかく早めに!が鉄則です。

大使館面接の後はどうなるの?

大使館面接が無事終了したら、あとはひたすら待つのみです。

何か進捗があった場合はEnterFinlandから適宜メールが届くので、確認を忘れないようにしましょう。

在留許可取得までの予想時間はこちらのProcessing Time Checkerから確認できます。

2023年現在の学生向け在留許可の予想時間は1〜2ヶ月となっています。

ところで、この待ち時間が精神的にきつい……

なにせ間に合わなかったら渡航できないですからね。

とにかく焦らないためにも、合格がでたらできるだけ早く大使館面接の予約をとりましょう。

我が家の審査プロセス

我が家の場合、私の学生向け在留許可申請をメインのアプリケーションとして、その他家族3人分を合わせて4人分の申請を同時に行いました。

この場合は同時に審査されるようです。

  • 5/8 Enter Finland アプリケーション提出 & 大使館面接の予約完了
  • 5/29 フィンランド大使館、本人確認面接
  • 6/16 17:30 処理の開始
  • 6/16 18:00 学生向け在留許可が下りる
  • 6/16 18:15 家族分の在留許可が下りる

このように申請開始までは時間がかかりましたが、始まってしまえばなんと30分で結果が出るというスピーディーな処理でした。

きなこ

3週間待ったので、結果が出た時は本当に安心しました

このあとは、在留許可がフィンランドから届くのを待つだけです。

留学まであと一歩

在留許可が下りれば、後は渡航を待つばかり。

しっかり準備をして、いい留学スタートを切りたいですね。

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この記事を書いた人

英語ライフコーチ
子どものあそび環境アドバイザー
元小学校教員で二児の母
英検1級, TOEIC900, IELTS7.0 保持者

学校嫌いの子どもだったのに教員になり、先生の仕事が大好きだったのに教員を辞めた人。
読書とピアノが趣味。
イギリスで児童文学を学んだくらい子どもの本が好き。
英語が得意だけど、好きなものは自然科学。
リベラルアーツ推し。
モットーは「人生はムダなものからできている」

子どもたちに「この世は生きるに値する」を伝えるために、教員になり教員を辞めました。
このブログでは、「英語学習」「教育」「子どもの遊び環境」に関する発信をしています。

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