【おたく力を伸ばせ】〜元小学校教員が考える子どもの生きる力を育む方法〜

小学生の親のみなさん、毎日子どもたちに勉強をさせるために
「そんなことしてないで勉強しなさい!!」
なんて青筋立てて怒っていませんか??

私も小学生の親なので、よーくわかります。

でも、実はそんな言葉よりも子どもの力を伸ばす効果的な合言葉があります。

それは
「そんなに楽しいならとことんハマらせてみよう」
です。

この記事でお伝えするのは「子どものおたく力を伸ばして、親も楽しむ作戦」です。

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小学生まではとにかく遊びまくれ!!

私は元小学校教員として勉強を教えていたわけですが、実はそんな私が声を大にしてみなさんに伝えたいことがあります。

それは・・・

小学生時代はとにかく遊べ!!

です。

きなこ

小学生たちよ、とにかく遊ぶのだ!

私の基本的に、
小学生は学校と家庭学習でぎゅっと頭を使って学ぶ、残りの時間はとにかく心とからだと頭を全開にしてひたすら遊ぶこと!!
と考えています。

今回はその中でも、遊びの中に潜む子どものおたく力のもつ、机に向かう勉強だけでは身につかないすごい力についてお伝えしていきたいと思います。

「おたく力」の中に潜む「考える力」

小学生を見ていると、たまにやたらおたくっぽい子がいます。

電車・危険生物・漢字・昆虫・縄跳び・料理・本・工事車両・折り紙・楽器・スポーツ・・・ご自身が小学校時代を思い出しても、イメージがつくのではないでしょうか??

テレビ番組の「はかせちゃん」なんかは、こういう子どもたちをクローズアップした番組だと言えるでしょう。

はかせちゃんはあなたの側に・・・
はかせちゃんはあなたの側に・・・

こういう子たちは、好きを追求することを、全く苦労と思うことはありません。

だれに言われなくてもひたすらに漢字の書き取りをし、難しい図鑑を読み込み、気づいたらYoutubeを検索して英単語まで覚えている。

これはまさに学びの工夫であり、アクティブラーニングであり、自発的な自由研究といえるのではないでしょうか。

実は我が子は自他共に認める工事車両おたく…

工事車両から出発して、漢字や地名・英単語・工事現場のおじさんたちとのコミュニケーション力・絵や工作などの想像力・工夫する力など・・・ここには上げきれないほどのメリットがありました

つまり「おたく」を追求するということは、親ならみんな子どもに身につけて欲しいと思っている「考える力」が自然に身につくことなのです!!

きなこ

子どもが好きなことを追求する力は、とても強いのだ!!

「自分はこれが大好き」と言える子は強い

実はこういう子たちは、クラスの中で一目おかれます。
「漢字については〇〇くんに聞け」
「縄跳びのコツは〇〇ちゃんを見るとよくわかるよ!」
「〇〇さんに昆虫の絵を描いてもらおうよ。」

学校の中での評価システムとは全く別のところで、子どもの世界の中での存在感を強めます。
それは安直な優劣ではなく、子ども同士の素朴な尊敬の眼差し・・・

尊敬の眼差し
うわぁあいつすっげー!!

小学生は安心できる人間関係の中では、率直に友だちを良さを認め、友だちからの承認の言葉を素直に受け止めるんです。
そして評価でも点数でもなく、自分の好きなことが誰かに認められることの喜びを感じた子どもたちは「ありのままの自分」を受け入れるようになります。
それは、一般的には自己肯定感と呼ばれ、子どもは人間関係の中で自分が自分であることの喜びを感じるのです。

きなこ

たくさんの人との関わりの中で、自分のよさを実感していくよ

もちろん、誰かに喜ばれるために好きなことをするわけではないけれど、子どもたちはこういう経験を通して、「自分とは何なのか」に気づいていくのだと思います。
小学生の間に、「自分は自分でいいのだ」と感じられた子は、ちょっとやそっとではへこたれない、心の柔軟さのようなものを身につけていくのだと思います。

コギト・エルゴ・スム
割思う、故に我あり

「おたく」を育てようと思うと子育てが楽しくなる

「おたく力」を伸ばすことのメリットをお伝えしましたが、実は親にとっても、いいことがあるんです。
それは「子育てが楽しくなること」です!!
やり方は簡単!子どもが何かのおたくになったら、親も一緒にはまってしまえばいいのです。

私も我が子と一緒に、それはそれはたくさんの工事現場に付き合いました。

地元の工事現場や工事車両の会社はカメラをもってさんざん回りました。

私も一般的な日本人よりは工事車両にかなり詳しくなっていることでしょう、笑

子どもの「おたく力」を伸ばそうと思うと、自然とそれに関する情報収集を始めたくなります。

おもちゃはもちろん、図書館で本を借りたり、YouTubeで面白そうな番組を検索したり、関連イベントがあればそれに合わせて旅行に行ったり・・・

どこへ向かうのか
この子の行く道を応援する!

「子どもにいい教育をしよう」とか「よい人間に育てよう」とか思うと、親にとってはプレッシャーです。

当たり前です…保育士や教員など、教育の専門家がいるくらいです。正直言って「教育」なんて、そんなに簡単なものじゃないんです。

しかし、「子どもと一緒に〇〇にハマろう」と思えばご立派な教育なんて必要ありません。楽しめばいいだけ!

さらに、基本的には子どもと楽しめば楽しむほど子どもとの関係も深くなります。

「おたく力を伸ばしてあげればいいのだ」と考え方を切り替えると、「良い」かどうかではなく「楽しそう」かどうかで考えるので、自然と子育てが楽しく感じられますよ。

とくに好きなものが見当たらない子はどうしたらいいのか

「おたく力」を伸ばすことをおすすめしてきましたが、特に好きなものはないって言う子は割といるものです。

心配しなくていいです、笑。

教員をしていたときの感覚から言うと、半分くらいの子はとくに夢中になるものはないと自分で思っていると思います。

それならそれで、「ちょっとでも興味を感じるものは何でも挑戦してみよう」という気持ちで親が支えてあげるといいと思います。

自分を知る
自分は一体になにが好きなのか・・・

「この子がハマるまで、色々見せてあげよう」と思うとアンテナの立て方が変わります。

Youtubeでも、スポーツの体験会でも、博物館や図書館でも、親も一緒に楽しめばいいのです。

「好きなものなんてそのうち見つかるだろう」という気楽な気分で、好奇心をもってさまざまなことに取り組んでみてください。

そうやって、親が「世の中なんでも面白そう!」って思って行動していけば、自然とそれを見ている子どもも好奇心を爆発させるようになるはずです。

とにかく、子どもと一緒に今しかない「子ども時代」を楽しめばいいのです。

まとめ〜今日から子どもの「おたく力」を探してみよう

いかがでしたか??

子どもの「おたく力」を大切にすることで、考える力と自己肯定感を育み、親も子育てが楽しくなるというたくさんのメリットがあります。

「そんなくだらないことに夢中になって勉強しなさい!!」なんてもったいないこと言っていないで、「そんなに面白いならとことんハマらせてみよう」と思って一緒に楽しんでみてくださいね!!

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この記事を書いた人

英語ライフコーチ
子どものあそび環境アドバイザー
元小学校教員で二児の母
英検1級, TOEIC900, IELTS7.0 保持者

学校嫌いの子どもだったのに教員になり、先生の仕事が大好きだったのに教員を辞めた人。
読書とピアノが趣味。
イギリスで児童文学を学んだくらい子どもの本が好き。
英語が得意だけど、好きなものは自然科学。
リベラルアーツ推し。
モットーは「人生はムダなものからできている」

子どもたちに「この世は生きるに値する」を伝えるために、教員になり教員を辞めました。
このブログでは、「英語学習」「教育」「子どもの遊び環境」に関する発信をしています。

Comments

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは!
    間もなく小学校入学の息子がいますので、
    非常に参考になる内容です。
    おたく力を一緒に伸ばしていこうと思います。
    何のおたくになるのか、興味があるのか楽しみです!(今のところ??なので)
    母である私もまあまあおたくで、色々ハマってきたので、素質はあるはず!と今からワクワクです。

    • こんにちは。コメントありがとうございます。
      「なんか楽しみだな〜」って言う感覚、大事ですよね。
      我が家もとりあえず面白そうなことはなんでもやってみようって気持ちで親も興味持って過ごしてきました。
      結果立派な乗り物オタクです、笑
      お子さんと一緒にぜひ色々楽しんでくださいね〜!!

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