【精読】英検1級長文・選択肢を選び切るための精読学習法

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英語学習者

英検長文の選択肢選び、残り2つでいつも間違える……

きなこ

それは細かい意味まで読み取れていないからです

英検1級で長文読解につまずいていませんか??

英検1級のあの長い長文をなんとか読むことはできても、なぜか選択肢が選びきれない・・・

残りの二つで迷った挙句間違ってしまう。

それって実は結構あることなんです。

かく言う私も、昔は何度も引っ掛けられてきました。

が、しかし!

ある学習法を取り入れたことにより、選択肢を正しく選べるようになり、長文が得点源にまでなったのです。

その学習法とは・・・

「精読」です!!

この記事では、

英検1級長文で、正答が選べないとお悩みの方にむけて、

英文の細部にわたって読み取る力がつく「精読学習法」についてお伝えします!!

書いている人

  • 多読×精読で英検1級合格・IELTSリーディング8.0を達成
  • 現・英語コーチで英語学習者のサポートしてます
  • 元小学校教員で、やる気を引き出すのは大得意
きなこ
Contents

精読とは

精読とは、質のいい英文を、一文ごとにその文法構造や単語・熟語、意味をじっくり理解しながら読み進める学習法です。

「深く」英文を解釈していくことがポイントになります。 

英検1級道場の山中昇先生はこのように述べています。

Q.どうやったら読めるようになりますか?沢山読むのがいいのでしょうか?

デイリー読売と、タイムと、ニュースウイークと—-どれを読めばいいですか?

A.精読をやって、文章構造を隅から隅まで解剖し、

単語、熟語の意味もすべて調べてください。そして、ロジック-書いてあることの意味を

すべて理解してください。日本語に訳せなかったら

(日本語の文章に書かなくても構わない)多分、英文の意味を理解できていません。

毎週1回、3~5ページくらいの分量で構いません。これを1年続けてみてください。

必ず上達します。

http://www.eiken1kyu.com/kiseki9.html

その英文に対してわからないことがないくらいに分析し尽くすこと。それを繰り返すこと

これが精読です。

英検1級なぜ精読??

なぜ英検1級対策で精読をするのでしょうか??
それは、英検1級が本文と選択肢を”正しく”読めているかどうかを試されているからです。
なんとなく意味が捕らえられた」ではなく「はっきりと自信を持ってこういう意味だと理解できる」と言うくらいまで理解できていることが大切です。それも時間内に素早く読むのです。

北村一真著、「英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで (中公新書)」にはこのようなことが書いてあります。

「自信を持って英文の内容が分かった、と言えるようになるためには、文の骨格、つまり、文法的な構造もしっかりと見えていなければなりません。 」(p6.7)

英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで (中公新書)

英検1級で間違いなく解答するためには、文法的な構造も含めてその英文がきちんと理解できることが大切です。

英検1級長文は、本文自体の理解よりも、選択肢を絞り込むことに難しさを感じることがあるはずです。

4個中2個までは絞れても、どちらもぱっと見では合っていそうな選択肢が残るのです。

正答を選ぶためには細かいニュアンスまで正しく理解しなくてはいけません。

英語学習者

2つまで絞ってもそこで間違えてしまう

きなこ

正しく精読できれば、そこも間違えることはなくなります

精読は、文法構造や語彙などをじっくり読み取る訓練です

選択肢の微妙なニュアンスの違いなども読み取れる力もつけていきましょう。

精読のやり方

では精読のやり方を順番にお伝えしたいと思います。

①英文を選ぶ

精読に使いたい英文を選びましょう。文法を分析するので、会話文やブログは適しません。

CNN、BCCなどのメディア、National GeographicやTime, Economistのような雑誌、古典の名著などがいいです。

きなこ

雑誌は英語力アップと同時に知見を広げるのにも役立ちます。

もちろん英検1級を目指す人は過去問がかなり使えます。過去問長文を全て理解するくらいの勢いで精読していくとよいです。

②一文ずつ文法を理解しながら読み進める

精読は多読と異なり、わからなかったら、止まってじっくり考えることが大切です。

文構造はどうなっているか、前後の文脈とどのような繋がりがあるか、単語はどのような意味で使われているかじっくり考えます。

文章が長くなってくると、構造が見えにくくなります。

一気に読もうとせず、少しずつ分解しながら理解していきましょう。

  • 長い文章はかたまりごとスラッシュを引く
  • S,Vを見つけ文構造を把握する
  • 接続詞にも注目して文脈を意識する
  • 冠詞や副詞も落とさず細かい意味まで捉える

③わからない語彙や文法は調べる

ちょっとでも疑問に思ったことはどんどん調べましょう。

文法書は一冊持っていると安心です。

きなこ

高校レベルの文法書で十分です

きなこ

文法をかなり細かく知りたい人は、ロイヤル英文法を手元に置いておきましょう

同時に、精読しながら語彙力を高めるつもりで読んでいきます。

わからない単語は意味を調べるだけでなく、同義語や関連語、イディオムもメモしておきます。

余白をどんどん埋めていく気持ちで調べましょう。

④全体を読んでみる

最後にもう一度全体の英文を読んでみます。

その英文に対して深くまで読み取れているようなら精読成功

最初に比べてグッと読みやすくなっているはずです。

モヤモヤがなく、何を聞かれても説明できる、というくらいの理解度までなったら完璧。

さらにその解釈した英文を何度も繰り返し読み込みましょう。

きっとその頃には、その英文に対して愛着すら感じるようになっているでしょう。

精読おすすめ教材

英検1級合格を目指すなら「英文標準問題精講」

黄色い表紙の受験英語界では有名な本。

通称「英標」……これが絶対のおすすめです。

英語の名文をテキストとし、その解釈を丁寧に解説してあります。

とにかく量も多く、コスパも最高です。

「英標」をガリガリと読み解いていくと、一冊終わった頃には英検1級長文がぐっと読みやすくなっています。

ただし難易度はかなり高いです。

やりがいはありますが、心してかかりましょう。

きなこ

わからなくても大丈夫、とにかく先に進んでいきましょう

心配な人はこちらから始めるのもありです。

【要注意】同じ黄色い表紙で「英語長文問題精講」というものがあります。

区別がつかないほどそっくりな見た目なんですよ。
「英標」と間違って買わないように気をつけてくださいね!!

ただ、こちらの「英語長文問題精講」もかなりの名作で、こちらを使って英検1級長文対策をしていた人もいます。精読ではなく長文読解慣れをしたいなら、あえてこちらを選ぶのもありだと思います。

また、わたしは使っていないのですが、伊藤先生の「英文解釈教室」もかなり評判が良いようです。

英検一級学習仲間も使っている人がいました。

「英標」か「解釈教室」か一冊に絞り、徹底的に精読をトレーニングをしましょう。

英検1級過去問を精読して、自分のものにする

「英標」で精読のやり方が身に付いたら、英検1級過去問もどんどん精読していきましょう。

何度も言うようですが、英検対策の基本は「英検1級 過去6回全問題集」です!

もっと演習したければ、旺文社の「英検1級 長文読解問題120」も活用しましょう。

「多読」と「精読」の併用で英検1級を攻略

「多読」と「精読」はよく比較されることがあります。なぜならこの二つは長文読解において対極にある学習法だと言えるからだと思います。
多読が「質より量」だとしたら、精読は「質を高める」学習法だと言えるでしょう。

そのどちらもメリットデメリットがあり、どちらがより優れているということは言えません。むしろ「多読」と「精読」を両方行うことにより英文読解の力を最大限高めることができます。

 英検1級と言う難しい試験に挑戦するのであれば、 英文解釈の質を高めると同時に大量の英文をテンポよく読み進めていく持久力もつけなくてはいけません。そのような意味で、多読と精読を並行して学習することは、英検一級長文読解の力をつけるために有効な方法だと言えるのです。

洋書を楽しめるようになりたい人はこちらの記事も要チェック!!

まとめ!「精読」で長文の得点力をUP!!

今回は英検1級長文の選択肢を選びきる力をつける精読学習法についてお伝えしました。

  • 英検一休長文を正確に読みきるには、精読学習法がオススメ
  • 精読とは、英文の構造や文法を解釈しながら丁寧に読み込んでいく方法
  • 英検1級にお勧めの教材は「英文標準問題精講」と「過去問題集
  • 「多読」と「精読」 を併用することで、英検1級長文を正確に読みきる力がつく


精読はとても根気の要る学習ですが、必ず英文読解の力がついていきます。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

英語ライフコーチ
子どものあそび環境アドバイザー
元小学校教員で二児の母
英検1級, TOEIC900, IELTS7.0 保持者

学校嫌いの子どもだったのに教員になり、先生の仕事が大好きだったのに教員を辞めた人。
読書とピアノが趣味。
イギリスで児童文学を学んだくらい子どもの本が好き。
英語が得意だけど、好きなものは自然科学。
リベラルアーツ推し。
モットーは「人生はムダなものからできている」

子どもたちに「この世は生きるに値する」を伝えるために、教員になり教員を辞めました。
このブログでは、「英語学習」「教育」「子どもの遊び環境」に関する発信をしています。

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