子どもを抱えてリスニングの勉強ってどうやったらいいの?
リスニングは工夫次第できっちり点が取れますよ
忙しい子育てママの英検1級対策は、戦略が超重要!!
今日はその中でもリスニングに特化して、英検1級を突破するためのマインドセット・学習法・教材についてお伝えします。
この記事では、
育休中に英検1級を取得したい子育てママに向けて、
- 英検1級を突破するための考え方
- 教材と学習法
についてお伝えします。
書いている人
- 2人の子供を抱えて、育休中に英検1級を達成
- 現・英語コーチで英語学習者のサポートしてます
- 元小学校教員で、やる気を引き出すのは大得意
- 多読で英語学習継続中
育休ママが英検1級リスニングを突破するための考え方
リスニングの点数は比較的上げやすい
リスニングは難関の英検1級の中でも比較的点数を上げやすいセクションと言えます。
長文読解などに比べると、コツさえ掴めば大幅点数アップも夢ではありません。
また、机に向かって勉強しなくてもよいリスニングは、子育てしながら勉強したいママにとってはおすすめのセクション!!
苦手な人もぜひ前向きに取り組んでもらいたいと思います。
私も得点源でした
子どもと一緒にできることを考える
子育て中の英語勉強のカギは、どれだけ子どもと一緒の時間に英語に触れられるかどうかです。
ここは頭を柔軟にして、子どもを巻き込んで英語に触れる機会をとにかく増やしましょう
「勉強かくあるべき!!」なんて考えは捨てましょう。
私の場合は、子どもの英語アニメをとにかく楽しむことで毎日英語をリスニングする機会を確保していました。
おすすめはPeppaPigです。
このヘタウマな絵とジョークがツボすぎて、大人も楽しい
このDVD BOXはほんとにお世話になりました
また、オーディオブックで子ども向けのお話を聞いたりしていましたよ。
簡単な英語でも毎日聞いていると英語の耳ができてきます。
やっぱり朝活
そうは言っても一人で集中して勉強する時間も必要です。
このブログでは何度も朝活の効用をお伝えしていますが、育休ママの強い味方は朝の時間です。
夜は子どもと一緒にさっさと寝て、家族が寝ている間に起きて勉強する……たっぷり寝たあとは頭も冴えて勉強しやすいです。
朝時間こそ、子どもが起きているときにはできない勉強をしましょう。
私は過去問のリスニングをまとめて解く時間に充てていました。
日中は細切れの時間しかとれない場合も多いので、朝はまとめて問題を解いてしまいます。
その後日中の細切れ時間を利用して、音読やシャドーイング、さらにはリプロダクションという負荷の高いトレーニングを続けていきました。
演習量が少ないと感じる場合はこちらも追加しましょう。
毎日続けられれば、まずは成功
英語力は一朝一夕につくものではありません。
とにかく「続けること」を目標にしましょう。
子育てしながら「一日○時間!!」とか「××ページを必ずやる」とか無理だから!!最初から無理な目標立てちゃダメだから!!
どうすれば子どもと一緒にいながら続けられるか、これを考えましょう。
朝起きたらテキストを開く!くらいの目標でちょうどいいです
楽しめる学習を取り入れることが結構重要
リスニングのみならず英語全般、いや学習全般に言えることですが、とにかく自分がやっていてしんどくなる学習だけははやめましょう。
多少なりとも楽しみを見出せるものだけに絞ってやるのです。
リスニングは特に、「ながら勉強」を活用するだけで、十分点数アップが図れるセクションです。
育児中の忙しい日常に取り入れやすいもの、自分が苦しくないものを選んでくださいね。
たとえば私は、朝起きたらCNN10を見る様にしました。
アメリカの高校生向けなので、テンポが良く、ニュース解説もわかりやすくて、英語ニュースでも楽しめます。
また10分だけなので、集中しやすいんですよね。
短い時間でも毎日続けるだけで結構な力になります。
イギリス英語が好きな人はBBCニュースもおすすめです。
リスニングは日常生活の中にどれだけ入れ込めるかがカギです。
どんどん英語に触れる機会を増やしていきましょう。
【最重要】世の中に興味を持つこと
一見リスニングには関係ないかもしれません。
でもね、これ英検1級突破には実はめちゃくちゃ大事ではないかと思っています。
英検はただ英語力があるだけでは突破できません。
そのトピックに関して自分の意見を持ち、わかりやすく伝える力が必要なのです。
またリスニングやリーディングのセクションでも、最先端の科学やアカデミックなトピックが出題されます。
確実に、世の中に興味を持って面白がれる人、積極的に情報収集している人の方が有利なのです。
確かに、英検1級なんてただの英語資格の一つでしかありません
でも、その学習を通してどれだけ吸収できるかは、あなたの意識しだい。
世界に目が開けば、英語だけでなくもっと充実した学びの果実が得られます。
そして、そうやって世の中の出来事や英検の問題も「おもしろ味」を見つけられるハートを持っている人こそ、英検1級突破できる人ではないかと思うのです。
せっかく難しい試験に挑戦するのです。
「英語力を上げる」だけで止まってしまっては、ほんとにもったいない。
英検1級リスニング学習を通して、「世の中のことを知ろう!」「世界のことを学ぶことは楽しい!!」と、貪欲にアクティブラーニングしていける人は、必ず英検1級も突破できると思います。
リスニング攻略のためのおすすめ教材
ここからは、実際に英検1級を突破するためのリスニング教材について紹介していきます。
英検1級過去問
英検1級を目指す人は、これがなくては始まりません。
むしろ他の教材に高いお金を払うならこれだけを勉強した方がいいかもしれません。
6回分ついています。
これだけは古本ではなく、最新版を買うのをおすすめします。
英検1級リスニング問題150
過去問だけでは演習量がたりないので、リスニング専用教材を使いましょう。
これは過去問から引っ張ってきているので、英検1級に慣れるにはぴったりです。
とにかく過去問とこのリスニング150だけは絶対です。
これだけを使い倒せば他は必要ありません。
速読速聴 Opinion1100
リスニング力を上げながら語彙力もupしたい人にうってつけな教材がこちら
有名な速読速聴シリーズですが、英検1級を目指す人はこれがぴったりでしょう。
内容もレベル感も、英検1級にちょうどあっています。
また、トピックが英検1級の内容にそっくりなんですよね。
英検はTOEICと違い、ただ英語力だけあげればいい試験ではありません。
背景知識があり、それについての自分の意見を求められます。
この教材には、否定肯定両方の意見が取り上げられているトピックもあれば、インタビュー形式のものもあり、英検1級にそのまま対応していると言えると思います。
これはリスニングしながら語彙力もあげ、なおかつ英検1級に対応できる知識も得られるという点でとてもおすすめの教材と言えます。
知識と教養の英会話
もう一点英検1級レベルの教材がこちらです。
これはOpinion1100と違い語彙を上げるというより、このような難しいトピックに対しどのような言い回しや論理展開ができるかということを学べます。
全て二人の会話になっているので、異なる意見を聴きながらそのトピックについて学ぶことができます。
私はこの教材を二次対策として使いましたが、1次試験の段階でリスニング等で活用していればより効果的だったかなと思いました。
ただ(色々な面から一つのトピックを考えるという教材の性質上)わりと極端な意見が書かれています。そのまま使うのではなく自分で必要な言い方やセンテンスを収集するという使い方がいいかと思います。
まとめ
いかがでしたか??
リスニングは英検1級セクションの中でも子育てしながら比較的楽しく取り組める分野です。
ぜひ参考にして、楽しく英語学習を続けていってくださいね!!
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