リスニングの点数が上がらないのはどうして!!
そんなときに見直してほしいポイントを6つ紹介します
英検1級リスニングをずっと勉強してきているのに、なかなか伸びずに困っていませんか?
問題演習をするのも大切だけど、ちょっと視点を変えて自分の学習を見直してみませんか?
この記事では、伸び悩んだ時に見直したい6つのポイントをお伝えします。
書いている人
- 育休中に独学で英検1級・準1級を取得
- 小学生2人のママ
- 現在は英語ライフコーチとして、英検1級や社会人の英語学習をサポート
- 多読の力で英語力を爆上げしました
- 元小学校教員でわかりやすい指導には定評あり
英検1級リスニング点数アップのためのポイント6選
発音をきちんと勉強する
「自分が発音できない音は聞き取れない」
と言われていることをご存知ですか??
発音を自己流でやってきている人は、一度丁寧に勉強しなおすといいです。
私は若い頃TOEFLの点数が上がらなくて困っていたときに、発音を集中して勉強していた時期があります。
そのあと受けたTOEFLのリスニングセクションが飛躍的に伸びて、驚いたことがありました。
特別なレッスンを受けなくても、自分で区別して発音できる様にトレーニングするだけでも効果があります。
おすすめは「英語耳」
リスニングに困っている人は、一度発音をきっちりやってみましょう。
そもそもの音が聞き取れていないかもしれません。
メモを取る必要があるか
リスニング中、メモ取っていますか??
もちろん、メモはめちゃくちゃ重要。
でもそれにとらわれて、リスニングがおろそかになっていませんか?
メモは必要最低限にします。
過去問をたくさん解いていると、メモをすべきポイントがだんだんわかってきます。
また、選択肢の単語に丸をつけたり省略記号を活用するなど、自分なりのメモの取り方を工夫していきましょう。
リスニングの過去問は英語力をあげることだけでなく、解答テクニックを見つける練習としても活用してみてください。
私は読みながらキーワードに丸をつける、テーマやタイトルをメモする、程度のメモで乗り切りました。
一番集中して聴くべき部分、それはタイトル
おそらく英検1級リスニングで多くの人が苦労するであろうパート……それはPart2だと思います。
ひたすらナレーターが小難しいニュースや学問トピックを2分以上朗読していきます。
一瞬でも聞き逃すと、意識は飛び、あっという間についていけなくなる恐怖のパート。
実はこのパートで一番集中してもらいたい部分があります。
それはタイトル。
タイトルとは、その問題が何について書かれているものなのか、最も端的に表している部分です。
これをしっかりと心に刻みこめたかどうかで、その後の音声の理解度が格段に変わってくるのです。
問題文の先読みもいいけど、私は絶対にタイトル聞きに集中することをおすすめします。
問題番号が聞こえたら、神経を研ぎ澄ましてタイトルを聴く。
これがPart2攻略の大きなTipsです。
先読みは何を重視するかによる
英語の試験対策として重要になるのが、リスニングセクションの先読みになります。
でもいくらリーディングパートを早く切り上げると言ったって限界がありますよね。
なので、大切なことはむやみに筆記を早く終わらせようとするのではなく、どの程度の時間でどこを読むか戦略を立てることです。
どこを重点的に先読みするのかは、自分の弱点や得点源にしたい場所によって変わってきます。
こればかりは、何度も過去問を解き、自分にとって必要な先読みがどの程度かを見極めるしかありません。
私はパート1をガンガン読んでキーワードに丸をつけていくというやり方でした。
難しいパート2やパート4を先に読むと言う人もいます。
私はせっかく読んでも忘れて読み直しになるので、頭から先読みすることに決めていました。
難しい先にPartを読んでも頭に入ってこないんですよ
自分に合う先読みを考えていきましょう。
聞き取れていないのか、読めていないのか
英検のリスニングの点数が上がらない原因に二つのタイプがあります。
- そもそも聞き取れていない
- 選択肢が時間内に読めていない
ご自分はどちらでしょうか??
①ではリスニングの対策を、②では速読の対策をするという異なった対応が必要です。
①の場合は、リスニング力を上げる必要があるので、上で説明したように発音練習から始めるといいでしょう。
そして、私は結構②が原因で点数を落としているパターンが結構多いのではないかと思っています。
聞けてるのに、選択肢を正しく読めていないために点数を落としてしまうのです。
早く間違わずに、正しく英文を理解する力はリーディングセクションでもかなり重要です。
大事なのは精読力!!
おすすめ教材は「英文標準問題精講」英検1級挑戦者はぜひ一度さらっていきましょう。
精読に関してはこちらの記事もおすすめです。
また、精読と並行して多読を行い、英文を頭から理解していく力をつけていきましょう。
最後に頼れるのは集中力
英検1級リスニングセクションは、100分の筆記試験が終わった後にやってきます。
リスニング前の100分間で、長文読解とWritingがあります。
時間に追われて必死で英語を読み解いたあと、ダメ押し的に35分間のリスニングです。
さらに、リスニングパートは大問が4つ。
二つ目は鬼門のPart2
そして、最後に待ち受けるPart4は長いインタビュー。
もう意識も遠のきそうな中で最後の力をふりしぼらなくてはなりません。
ここまで来たら、もうあとは集中力との戦いです。
信じられるのは自分のみ。
最後はほんとに辛いです。
でもここで諦めてはいけません。
アラフォーでもアラフィフでもアラ還でも、育児をしながら、仕事をしながら、英検1級受験まで辿り着いたあなたなら乗り越えられるはずです。
そう、そもそも、英検1級受験するだけですごいんだから!
リスニングまで来たらあともう一踏ん張りです。
最後の力を振り絞って、最高のパフォーマンスを発揮してください。
そして無事に終わったら、試験のことは忘れて、甘いクレープでも食べましょう。
応援してますよ
まとめ
いかがでしたか??
リスニングの点数アップには、ポイントがいくつかあることがお分かりになったと思います。
リスニングセクションの点が上がらず困っている人は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
また、個別の英検リスニング指導も含む英語コーチングも行っていますので、こちらも併せてどうぞ。
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